花粉症といえば、スギ花粉症が有名ですよね。
実際、花粉症の方の中で圧倒的に多いのがスギ花粉をアレルゲンとする人です。
けれども現在では、スギ花粉を含む多くの植物の花粉に対するアレルギーが報告されています。
その植物の種類も様々で、50種以上になると言われます。
アレルゲンとなる植物の種類は、その地域により差があります。
例えば、スギの木は日本固有の植物ですので、日本国内ではスギ花粉症の方は多数いるのですが、世界的に見ればかなり少ないと言えるのです。
また、日本は南北に長い地形をしていますから、国内でも植物の種類には地域差が出ていますし、花粉の飛散時期もそれぞれに違います。
花粉症を起こす主な植物として知られているものを種類分けしてみると、まずスギやヒノキといった樹木、ブタクサ、タンポポなどの雑草、種類が多く、ほぼ一年中花粉を飛ばしているイネ科の植物、となります。
また、樹木の中でもスギとヒノキ、ハンノキとシラカバは、共通抗原性があり、どちらかの花粉に反応する方はもう一つの花粉でもアレルギーを起こす可能性が高いと言われています。
花粉症を起こす植物の種類は多種多様化していますので、自分のアレルゲンとなる植物を特定し、花粉の飛散時期などを知ることは症状を和らげる上でも重要です。
花粉症の方に使われる薬の種類にも様々な物があります。
その種類のひとつに抗アレルギー薬があります。
比較的症状の軽い方に処方されることが多く、それほど強い薬でないため副作用も少ないと言われています。
市販薬にも多く含まれている抗ヒスタミン薬という薬もあります。抗アレルギー薬に比べ、明らかな症状の改善が見られる薬です。
もうひとつ、ステロイド(副腎皮質ホルモン剤)があります。
効果は非常に強力で、花粉症の他、色々な疾患の治療にも使われています。
また、薬の処方の種類にも、点眼、点鼻薬、内服薬、注射など、いろいろありますので、担当の医師とよく相談の上で治療を進めることが必要です。